大規模学童等の問題への取り組みについて

上尾市は、希望する保護者・児童が必ず学童保育所に入れるようにするという「全入」を方針としてきました(「待機児童は出さない」)。また、当法人も、法人設立の際に確認した保育ビジョン=「1.学童保育を必要としている全ての子どもたちが受け入れられること」にもとづき、適正規模で、質の高い保育の実現を目指してきました。

しかしながら、入所を希望する方は年々、増加しており、結果として「大規模」での運営を余儀なくされている学童もあります。
大規模化した学童については、市との協議を重ね、分割、新設を重ねてまいりましたが、まだニーズに応えきれていない現状があります。また、学校敷地内への移転等についても、各地域・学校の事情などをふまえて調整を重ねているところです。

法人内部に「大規模対策委員会」を設置し、大規模化や施設老朽化等の問題を抱える各クラブの保護者会に集まっていただき、定期的に現状および情報を共有し、学びあう中で、解決に向けた検討を重ねています。法人はこの検討の場をふまえて、行政と連携強調して問題解決にとりくんでいます。

ご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人
あげお学童クラブの会 理事会